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2025年9月19日、NPO法人国際書画印研究会理事長・安川大悟先生は、中国陝西省咸阳市三原县に招かれ、「三原于右任書学院成立大会」ならびに「碑学シンポジウムおよび北碑書法展」に出席されました。

会議において、安川理事長は基調講演を行い、ご自身の日中書法・書道交流の経験を踏まえ、日本書道と中国書法の相違点と共通点について語られました。その中で「形式」と「本質」の均衡こそが書法芸術発展の核心であると指摘されました。さらに、伝統を尊重しつつ絶えず探求することによってのみ、書法芸術は現代に新たな生命力を発揮できると強調されました。

会期中には、安川理事長は于右任先生の旧居も訪問され、近代書壇の巨匠が碑をもとに書を立ち上げた雄渾な風格と精神を深く体感されました。また、同時開催の「北碑書法展」において安川理事長の書法作品も出展され、優秀賞を受賞されました。その沈着で厚みのある筆致は、出席した専門家から一様に高い評価を得ました。

今回の西安訪問は、碑学精神への理解を一層深めるとともに、日中書法・書道の交流と対話をさらに推進する契機ともなりました。安川理事長は、今後も書法・書道芸術が国境を越え、文化の深みと美の力を示すことに尽力していくと表明されました。

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